【人数:2人~4人,時間:40分~40分】
覚醒して賢くなったカニとなり、大量発生し、海を目がけて突撃するカニたちを産卵場まで誘導するゲームです。
プレイヤーたちは協力して3つの産卵場を建設して、そこに3匹のカニを入れることを目指します。
しかし、道中には道路(橋部分)やサメがいる海があり、そこに落ちたカニは死にます。
5匹死亡した時点でただちに敗北してしまいます・・・。それを防ぐのがプレイヤーたちの使命です!
↑ひっくり返っているのが海に落ちたカニたち
流れは4回アクションして、プレイヤーカードを2枚引く、カニが動く、カニが出現の手順を繰り返します。
システム的にはパンデミックに近いです。()内は近い要素です。
◆木材カード(≒都市カード)を捨て札にしてできること。
①1枚捨てて、壁を作ったり、カニを吹き飛ばしたり、ジャンプ移動したりする。
壁はカニたちの移動方向を決めます。置き方によって壁に当たったとき、上か下のどちらへ向かうかが決まります。
②同色4枚捨てて産卵場を作る。(≒治療薬)
色ごとに指定された位置へ行かないと作れません!( ノД`)
③縦軸横軸で延長線上にいる他プレイヤーから木材を受け取る。(≒知識の共有)
どんな色でもいいけど、渡すことはできません!
◆カニの行動
①カニの移動
カニは最初は1回行動します。
移動、カニor壁の迂回、壁の破壊のいずれかをルールに従って実行します。
②カニの出現
カードをめくり、書かれた数字の位置にカニが出現します。
ひとつひとつのフレーバーテキストが笑えます(笑)
カニの行進という、めくられると移動方向変更や行動加速を招くカードも入っています。(≒エピデミックカード)
枚数によって難易度を調整します。
産卵場に定員があったり、他プレイヤーやカニと同じマスへは入れなかったり、縦移動については通常移動しかなかったりとパンデミックより厳しい感じがしました。
というかなかなか勝てないです。(涙)
とにかく数が増えて捌けない、産卵場まで縦移動の道のりが長くて間に合わないといった
チームワークだけでカバーできない場面があるからです。
しかしながら、コンポーネントが大変いいのでこのまま疎まれるゲームとなるのはいけないと思い、
何度かのプレイの末、同卓していただいた方々と話し合い、ハウスルールを設けました!
★ハウスルール(ルール緩和)
①カニのジャンプは南北方向にも移動可能とする。
②怒りのカニについては、出現するカニを怒り状態から通常状態に変更する。
(最初にカニが死亡したとき、2回行動をするカニが3匹の出現する)
③カニの行進の4番目の効果は無くす。
(カニの出現が再度行われるということは次のカニの行進に続く、2連続で壊滅ゲームオーバーを招くため)
これでやっと勝てました!
しかも、これでもぬるゲーではなく話し合いや計画性が求められます。
多少できた余裕から戦略を話し合う楽しさも生まれました!
※余談ですが、外箱が発泡スチロールでまるで本物のカニが入っているみたいです!
ゲームマーケットでコレを宅配便で送るとき、コレを見た宅配便のおじさんが「カニのゲーム!カニのゲーム!」ってめっちゃ食いついてました笑。
ホンモノを運んだことあるからかな?